お知り合いの建築家、平賀竜之助さんから下村純さんと共同で設計を行なわれた“合葬式墓所”の内覧会にお誘いを頂き、先輩のスズケンさんと行って参りました。今週の火曜日だったのですが、前日に雪が降りましたので、当日の天気が心配でしたが、無事に晴れ、伺うことが出来ました。場所は神奈川県の相模原市、最寄り駅はJR相模原線の下溝駅。高校の時に部活の試合で、よく使った路線。とても久しぶりでしたが、当時と変わりなく、今でもとてもよい雰囲気の路線でした。峰山霊園は駅から徒歩で約20分のところにある、相模原市の施設です。空気は気持ちよく、静かで、とてもすがすがしい地域です。合葬式墓所は、墓地の継承に不安を感じる方や独り身の方などのお気持ちに配慮するもので、核家族化の拡大も大きく影響しているらしい。
墓所は、御影石の扇に囲まれており、中央に備えられた台にお線香やお花を添え、祈りを捧げる場となっていました。写真に写っている庇は暑さ12mmの鉄板で出来ているそうで、空間全体的に対して、御影石の扇と共に、洗練した、清らかな印象を与えておりました。
墓所の内覧会ということで、埋葬に対する考え方や、空間のあり方などを学べ、貴重な経験が出来ました。